羊水検査の意味3
毎週金曜日に放送されている「生まれる。」の
第4話を観ていて、色々と思う所がありました
51歳で出産に臨む母と編集社に勤める娘などとの
葛藤を描いたドラマで、「高年齢出産」を様々な
角度から捉えています。
第4話では、40歳前後の妊娠初期の女性3人が
各々の羊水検査に対する考えを語るシーンが
出てきて、どのスタンスも心から理解できました
以下、ドラマでの3人の主張
1.羊水検査を受ける41歳女性
陰性ならばマタニティライフを安心して過ごせるし、
陽性と生まれる前から判っていれば、色々な準備が出来ると・・・
2.羊水検査を受けない39歳女性
羊水検査は命の選択と考える。やっと宿ってくれた命を大切にしたい。
羊水検査で流産する確率3/1000は決して低い可能性ではないと・・・
3.羊水検査を迷っている40歳女性
取材の時は「迷っている」と答えたものの、実際には申し込んでいた
この女性は、実は6歳のダウン症男子の母。自分がいなくなった後
のことを考えて、下に兄弟を作ってあげたいと妊娠した。でも、第二子も
ダウン症児だったら、産まない選択をするために、羊水検査を受ける
ことにしたと・・・
お三方の誰が間違っていて、誰が正しいな~んてことは
絶対に言えないし、どの方の考えも心から尊重したいと思います。
ただ、私と明らかに違う考えなのは、3番の羊水検査を迷っている方。
いつかどこかで「第二子もダウン症児なら・・・」という記事を書きますね
あと、1番の方は羊水検査を受けて安心したいと言っていたけれど、
検査で判るのは、染色体異常くらいで、数多くある他の障がいや
疾患を見つけることは難しいのだと思います。
出産時のトラブルで障がいが残るということもあるので、
やはり生まれるまで(生まれてからも・・・)
絶対の安心はないのだと思います
実際に羊水検査を受けた立場から言うと、注射針をお腹に刺して
羊水を抜かれるのは、もちろん痛かったし、針が胎児に刺さりは
しないかヒヤヒヤものでした・・・
エコーを凝視しながら、羊水を抜いている先生の顔が怖かったし・・・
そんな思いをしても、リスクを背負っても、
見つかるのは染色体異常だけ~?
という感じです。
と、書くと・・・
あれ?ひーままさん羊水検査を受けたの?
前回の記事で言っていることと違う
と思われる人もいらっしゃると思うのですが・・・
妊娠8か月の時におひーさまに十二指腸閉鎖が見つからず、
私も妊娠糖尿病での羊水過多にならなければ、
2番の方のように、絶対に羊水検査なんて受けなかったでしょう
羊水検査=命の選択!と思っていたのでね・・・
羊水過多のために破水する可能性があり、羊水を抜かざるを得ず、
抜いたついでの(有効利用?)の染色体検査!というのが本当の所
出産のちょうど1か月前に告知を受けた私にとっては・・・
羊水検査=命の選択ではなく、
羊水検査=障がい児育児の準備となりました
そして、告知から出産までの1か月間は、正に障がい児育児の
準備期間でした。色々と調べていたら、
「な~んだ!ダウン症育児って思ったより、大変じゃなさそう
」
なん~て思ったりしたことも・・・
色々なことを調べたり、自分なりのダウン症育児の青写真を
作って過ごしたこの期間は、本当に充実していました
ドラマの中では51歳の妊婦さん役を田中美佐子さんが、
産科医役を大杉蓮さんが演じていて・・・
大杉蓮さん演じる産科医は「中絶は人を一人殺すこと!」と
断言し、羊水検査の説明はするけれど、受けるかどうかは
患者さんの意思に任せている
(←当然のことだけど)
私が妊娠初期にかかっていた都内の大学病院のO医師は、
ダンディー(なおじいちゃま)という点だけは大杉蓮さんと一緒
でも、胎児に頸部浮腫がある→染色体異常の可能性大→羊水検査ではなく、
中絶の日程を勝手に決め、その方法を説明した人
大杉蓮さんのように、羊水検査を患者さんの意思を
尊重することなど一切なく、自分の価値観を押しつけた人
なぜ、羊水検査をすっ飛ばされたのか、全く理解できかったし、
あまりにも患者の意思を無視していたと思ったので、ちょうど
昨年の今頃、怒鳴りこみ(←ちゃんとアポを取りましたよ
)
に行って、きちんと謝って頂きました
いずれ、その時の様子も詳細に書きますね
次の記事では、妊娠後期になった妊娠糖尿病について
書いてみたいと思います
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第4話を観ていて、色々と思う所がありました

51歳で出産に臨む母と編集社に勤める娘などとの
葛藤を描いたドラマで、「高年齢出産」を様々な
角度から捉えています。
第4話では、40歳前後の妊娠初期の女性3人が
各々の羊水検査に対する考えを語るシーンが
出てきて、どのスタンスも心から理解できました

以下、ドラマでの3人の主張
1.羊水検査を受ける41歳女性
陰性ならばマタニティライフを安心して過ごせるし、
陽性と生まれる前から判っていれば、色々な準備が出来ると・・・
2.羊水検査を受けない39歳女性
羊水検査は命の選択と考える。やっと宿ってくれた命を大切にしたい。
羊水検査で流産する確率3/1000は決して低い可能性ではないと・・・
3.羊水検査を迷っている40歳女性
取材の時は「迷っている」と答えたものの、実際には申し込んでいた
この女性は、実は6歳のダウン症男子の母。自分がいなくなった後
のことを考えて、下に兄弟を作ってあげたいと妊娠した。でも、第二子も
ダウン症児だったら、産まない選択をするために、羊水検査を受ける
ことにしたと・・・
お三方の誰が間違っていて、誰が正しいな~んてことは
絶対に言えないし、どの方の考えも心から尊重したいと思います。
ただ、私と明らかに違う考えなのは、3番の羊水検査を迷っている方。
いつかどこかで「第二子もダウン症児なら・・・」という記事を書きますね

あと、1番の方は羊水検査を受けて安心したいと言っていたけれど、
検査で判るのは、染色体異常くらいで、数多くある他の障がいや
疾患を見つけることは難しいのだと思います。
出産時のトラブルで障がいが残るということもあるので、
やはり生まれるまで(生まれてからも・・・)
絶対の安心はないのだと思います

実際に羊水検査を受けた立場から言うと、注射針をお腹に刺して
羊水を抜かれるのは、もちろん痛かったし、針が胎児に刺さりは
しないかヒヤヒヤものでした・・・

エコーを凝視しながら、羊水を抜いている先生の顔が怖かったし・・・

そんな思いをしても、リスクを背負っても、
見つかるのは染色体異常だけ~?

と、書くと・・・
あれ?ひーままさん羊水検査を受けたの?

前回の記事で言っていることと違う

と思われる人もいらっしゃると思うのですが・・・
妊娠8か月の時におひーさまに十二指腸閉鎖が見つからず、
私も妊娠糖尿病での羊水過多にならなければ、
2番の方のように、絶対に羊水検査なんて受けなかったでしょう

羊水検査=命の選択!と思っていたのでね・・・
羊水過多のために破水する可能性があり、羊水を抜かざるを得ず、
抜いたついでの(有効利用?)の染色体検査!というのが本当の所

出産のちょうど1か月前に告知を受けた私にとっては・・・
羊水検査=命の選択ではなく、
羊水検査=障がい児育児の準備となりました

そして、告知から出産までの1か月間は、正に障がい児育児の
準備期間でした。色々と調べていたら、
「な~んだ!ダウン症育児って思ったより、大変じゃなさそう

なん~て思ったりしたことも・・・
色々なことを調べたり、自分なりのダウン症育児の青写真を
作って過ごしたこの期間は、本当に充実していました

ドラマの中では51歳の妊婦さん役を田中美佐子さんが、
産科医役を大杉蓮さんが演じていて・・・
大杉蓮さん演じる産科医は「中絶は人を一人殺すこと!」と
断言し、羊水検査の説明はするけれど、受けるかどうかは
患者さんの意思に任せている

私が妊娠初期にかかっていた都内の大学病院のO医師は、
ダンディー(なおじいちゃま)という点だけは大杉蓮さんと一緒

でも、胎児に頸部浮腫がある→染色体異常の可能性大→羊水検査ではなく、
中絶の日程を勝手に決め、その方法を説明した人

大杉蓮さんのように、羊水検査を患者さんの意思を
尊重することなど一切なく、自分の価値観を押しつけた人

なぜ、羊水検査をすっ飛ばされたのか、全く理解できかったし、
あまりにも患者の意思を無視していたと思ったので、ちょうど
昨年の今頃、怒鳴りこみ(←ちゃんとアポを取りましたよ

に行って、きちんと謝って頂きました

いずれ、その時の様子も詳細に書きますね

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2011年06月05日 Posted byひーまま (陽満々) at 23:53 │Comments(0) │ダウン症児の母のひとりごと
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