胎児エコーの功罪3
前回の記事で、
患者である私は、お腹の赤ちゃんの
障がいに
関する告知は受けない方にまるをするけれど、
疾患に関する
告知は受けて、一刻でも早く治療したいと書きました
そう書いた後に・・・
私が
産科医だったら、障がいの告知を希望しない患者さんの胎児に
相当厚い頸部浮腫(NT)が見つかったら、どうするかな?と考えました。
ダウン症児の場合、障がいの他に
合併症を持って生まれてくる
可能性があるので、その事実を告知した方が、仮に胎児に疾患が
あっても早く対策が取れるので、
告知するだろうな・・・
もちろん、頸部浮腫(NT) =染色体異常ではないけれど、様々な可能性を
患者さんに伝えるのが
医師の仕事ではないか?と考えるだろうな・・・
それに、頸部浮腫(NT)が相当厚いのに、患者さんが告知を望まないから
と言って、毎回、「順調ですよ~!」というのは、
嘘を付いているようで、
しんどいだろうな・・・
う~ん、私が医師だったら・・・
「当院では、胎児エコー検査によって、胎児の疾患や染色体異常などの
可能性が確認された場合は、患者様に告知致します。それに同意して
頂くことをご理解の上、受診下さいますようお願い致します」という
『当院の方針』を張るだろうな
そして、初診の患者様に方針を説明し、告知を受ける旨の同意書に
サインして頂き、実際に胎児に疾患や染色体異常の可能性が見られたら、
すぐ伝えるだろうな・・・
但し、身体を大切にしないとならない妊婦さんに、いきなり疾患や
染色体異常の話をするのはお腹に障るので、忙しい医師ではなく、
心理カウンセラーや同じ経験を持つ方に委ねるだろうな・・・
そういうクリニックがあったら、ひーままは喜んで、妊婦さんと
お話させて頂くわ~
などと
妄想の世界に入っていたら・・・
14日にNHKのクローズアップ現代で
「胎児エコー検査進歩の波紋」
という番組が放送されました
次回の記事は、この番組に関する記事を書くつもりでいます
お楽しみに~
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